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TINの面数削減

■ 面数削減について

面数削減とは、面数および頂点数が大きいサーフェスデータからそれらを削減し、データの軽量化を図るものです。

 

本ソフトでは、TINサーフェスの元データの面数に対して指定した比率(削減率とする。)に基づいて、形状変化を抑えた面数の削減が可能です。

 

QEM(Quadratic Error Metrics)アルゴリズムを用いることで、スマートな面数削減が可能です(Ver.2.5.2~)。

 

点群間引きデータから作成したTINでは、点密度の基準を適用する必要がない場合においてTINデータを軽量化したい場面で有効な機能です。

 

 

また、面数削減と次頁のブレークライン追加と組み合わせた地形のモデル化も有効ではないかと考えられます。

 

 

 

■ 面数削減の実行例

▪ 面数削減の設定および実行

ここでは、点群間引きデータから作成したTINのデシメートを実行します。

下図は、面数削減前のTINであり、下段にはその拡大図を示します。

 

①[TINの修正・編集]ウインドウのメニューから【面数削減】を選択します。

②【削減率】を入力します(0.0 ~ 0.7)。

③[面数削減 実行]ボタンをクリックします。

 

▪ 削減率 0.3 (3割削減)

削減率に 0.3 を入力し、[面数削減]を実行すると、削減した面数が 5,574であり、ちょうど3割の面数を削減しています。

表面積はわずかに変化がありますが、平面積には変化がありません。

 

▪ 削減率 0.5 (5割削減)

削減率に 0.5 を入力し、[面数削減]を実行すると、削減した面数が 9,289であり、5割の面数を削減しています。

下図によると、地形の変化が少ないなだらかな部分を優先して削減を行っていることが分かります。

表面積、平面積はわずかに変化があります。

 

▪ 削減率 0.7 (7割削減)

削減率に 0.7 を入力し、[面数削減]を実行すると、削減した面数が 13,004であり、7割の面数を削減しています。

なだらかなの部分の面がさらに大きくなり、さらに面数が減少した様子がわかりますが、地形の特徴は概ね保持しているようです。平面積の変化はわずかです。