読込んだ点群、TINのページに3Dモデルを挿入して表示ます。挿入可能な3Dモデルのファイル形式は、読込み可能な形式と同じく、PLY,STL,OBJ,3DS,COLLADA(.dae),FBX,IFC等です。
また、3DのDXFオブジェクトも3Dモデルと同じ操作で挿入できます。
【最新情報(Ver.2.3.1)】
例を示すため3Dモデル挿入前に点群データを読込んでおきます。⇒ファイルの読み込み
【出典:静岡県ポイントクラウドデータベース】
CCライセンス 表示 4.0 国際 (https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.ja)
ここでは例に「SketchUp」からエクスポートしたクレーンの3Dモデルを挿入してみます。
「SketchUp」を使用して[ファイル][3D Warehouse]からモデルをダウンロードします(詳細の方法は省略します)。
「SketchUp」での原点(軸の交点)がエクスポートした3Dモデルの原点となることを念頭にモデルを配置します。
「SketchUp」の[ファイル][エクスポート][3Dモデル]から名前を付けてCOLLADA(.dae)ファイルで保存します。
※無料の「SketchUp Make」版では、COLLADA(.dae)のみエクスポートできます(Make2017で確認)。有料の「SketchUp Pro」版ではその他複数の3Dモデルの種類がエクスポート可能です。⇒読込可能なファイル形式
※COLLADA(.dae)でエクスポートした場合、Y軸が上方向(Y-UP)になるようです。
現在無償のWeb版「SketchUp Free」では他形式へのエキスポート機能が無く、「SketchUp Go」にアップグレードすることでエクスポートが可能となるようです(動作未確認)。
挿入する3Dモデルはファイルメニュー、ボタンメニュー、コンテキストメニューのいずれかから選択します。
ここでは、先のクレーンのモデルデータを選択します。
[ファイル]ー[3Dモデルを現在のページに追加挿入]を選択します。
[3Dモデルの追加挿入]ダイアログボックスから読込むファイルを選択して[開く]ボタンをクリックします。
ツールバーの[3Dモデルの追加挿入]を選択します。
[3Dモデルの追加挿入]ダイアログボックスから読込むファイルを選択して[開く]ボタンをクリックします。
[ファイルリストビュー]で追加する3Dモデルのファイル名を右クリックし、ショートカットメニューから[現在のページに追加]を選択します。
[3Dモデルの挿入位置、回転、および尺度の設定]ダイアログが開くので、3Dモデルの挿入パラメータを設定します。
まず、3Dモデルを地形データに挿入する際の3Dモデル側の基準点を設定します。基準点は、①モデル原点、②モデル中心、③モデル境界(最小座標値)、④モデル底面中心(Z-UP)、⑤モデル底面中心(Y-UP)、および⑥任意点指定 のいずれかになります。
①モデル原点:モデルの座標原点(0,0,0)
②モデル中心:境界ボックスの中心
③モデル境界(最小座標値):境界ボックスの8頂点のうち座標値が最小の頂点
④モデル底面中心(Z-UP):境界ボックスの6面のうちZ-UPモデルの底面となる面の中心
⑤モデル底面中心(Y-UP):境界ボックスの6面のうちY-UPモデルの底面となる面の中心
⑥任意点指定:モデル自体または境界ボックスの頂点のどれか
※任意点は、XYZ座標を直接入力するか、[3Dビューで開く]ボタンを押してモデルを開きマウスで座標参照して指定できます。
ここでは、①モデル原点を指定します。
次に、挿入先となる地形データ等の座標値を設定します。XYZの各座標値を直接入力するか以下のボタンで自動入力します。
[原 点]:地形データの座標原点(X=0,Y=0,Z=0)
[同一座標系]:地形データと3Dモデルの座標系が同じ場合に設定(3Dモデルの挿入基準点と同じ値が入る)
[座標取得]:地形データ等の点座標値を画面からマウスクリックして参照
ここでは、3Dモデルの挿入位置を[座標取得]ボタンから3Dビューの画面を右クリックして指定します。
次に、X軸、Y軸、Z軸まわりの回転角度(単位:度[°])を直接入力するか、以下のボタンで自動入力します。
[スライダー入力]:回転の角度をスライダーで入力(1°単位)
[2点座標(水平回転)]:モデルの2点(挿入基準点とその他1点)と挿入先の2点から水平回転を自動計算
[3点座標(3D回転)]:モデルの3点(挿入基準点とその他2点)と挿入先の3点から3D回転を自動計算
※[2点座標(水平回転)]と[3点座標(3D回転)]ボタンは、[3Dビューで開く]ボタンを押した場合に有効になり、座標値の入力は3Dビューの画面を右クリックして点座標値を取得できます。
なお、モデルの回転は、Y軸⇒X軸⇒Z軸の順序で回転します。
最後に、拡大縮小のXYZ各方向の尺度を直接入力するか、以下のボタンで自動入力します。
[mm⇒m (X0.001)]:mm単位のモデルをm単位の地形データに挿入する時(XYZ各方向に0.001倍)
[inch⇒m (X0.0254)]:インチ単位のモデルをm単位の地形データに挿入する時(XYZ各方向に0.0254倍)
[<一律尺度を入力>]:上記以外で各方向に同じ値を入力(例:フィート⇒m の時 0.3048)
以上の設定が終わったら[OK]ボタンをクリックします。
なお、3Dモデル挿入の設定値は描画後にプロパティから変更できます。
Autodesk「Revit」でIFC形式にした場合、位置情報が含まれてエクスポートされます。IFCファイルに位置情報がある場合は、IfcSite の IfcLocalPlacement 情報から挿入位置および回転を自動で設定します。
3Dモデルのクレーンを点群データ上に指定の通り描画しました。
プロパティタブを選択すると、オブジェクトツリーに3Dモデルが追加されています。プロパティグリッドビューに設定したオフセット、スケール、ローテーションの各値を表示します。プロパティはここから変更できます。
また、右クリックしたショートカットメニューからも3Dモデルの回転と移動の処理が可能です。
3Dモデル挿入後のモデルの位置、回転、縮尺の基準点は、モデル挿入時に設定した挿入基準点となります。
オブジェクトツリーから[ 3Dモデル ]ノードを選択します。右クリックしてショートカットメニューから[選択した3Dモデルのアウトラインを表示]を選択すると、境界ボックスと座標軸を表示します。
挿入後のモデル基準点は、この座標軸の交点となります。
また、[ 3Dモデル ]ノードの子ノード[ Outline ]のチェックボックスをオンにすることでも確認できます。
下図は、モデル挿入時に指定した挿入基準点ごとに挿入後の基準点の違い(座標軸の違い)を示しました。左が「モデル原点」、中央が「モデル中心」、右が「モデル境界(最小座標値)」。
▼ 色付きTIN地形データの上にバックホウとダンプトラックの3Dモデルを挿入してみました。
挿入した3DモデルやDXFは、点群およびTINサーフェス等と統合して保存でき、次回まとめて読込むことができます。