Dai-Con Viewer

点群やメッシュ頂点の２点を指定してその距離を計測し、引出線（旗揚げ）に三次元距離（斜距離）、水平距離、および高低差（標高差）を表示します。メニューバーまたはツールバーから選択します。

メニューバーの［ツール］－［点間距離計測］を選択します。

ツールバーの［点間距離計測］をクリックします。

メニューを実行すると、画面右上に［スナップオブジェクト］パネルが現れるので、距離計測の対象とするオブジェクトを一意選択します。

また、オブジェクトツールバーのオブジェクトの表示・非表示を切り替えることで、対象とするオブジェクトを選択できます。

オブジェクト上でマウスを動かすとマウスポインタに近接する点に十字マーカーを、その座標値（X,Y,Z）をステータスバーに表示します。マウスの右クリックで距離計測の開始点を指定します。

開始点を指定後、オブジェクト上でマウスを動かすと開始点とマウスポインタに近接する点との三次元距離を３Dビューに表示します。［ESC］キーを押すとキャンセルします。スタートページのスプラッシュ（３Dテキスト）での例を下図に示します。

開始点の指定後、オブジェクト上でマウスの右クリックにより終了点を指定すると、点間距離計測値を３Dビューの上側に引出して表示します。

旗揚げの上段［dXYZ］、中段［dXY］、下段［dZ］はそれぞれ、三次元距離（斜距離）、水平距離、高低差（標高差）を示します。旗揚げのボックス部はマウスドラッグにより移動できます。

表示した引出線を非表示にする場合は、メニューバーの［ツール］－［引出線を非表示］を選択します。反対に非表示から表示にする場合は、メニューバーの［ツール］－［引出線を表示］を選択します。

作成した引出線を直前の一つに限り消去（削除）する場合は、メニューバーの［ツール］－［直前の引出線を消去］を選択します。または、ツールバーの［直前の引出線を消去］をクリックします。

操作を繰り返すことで作成時と逆順で引出線を消去します。消去した引出線は再表示できません。

引出線を全て消去（削除）する場合は、メニューバーの［ツール］－［全ての引出線を消去］を選択します。または、ツールバーの［引出線の消去］をクリックします。

ページ内の引出線を全て消去します。消去した引出線は再表示できません。

▼ 点群データでの道路幅および盛土天端幅の計測

【出典：静岡県ポイントクラウドデータベース】

　CCライセンス 表示 4.0 国際 （https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.ja）

ここでの点間距離計測による引出線（旗揚げ）は、「Dai-Con Viewer」形式で保存されません。

メニュー［図形］－［線分］のオプション機能として、線分の始点・終点の２点間の長さ（および傾き）の値について［寸法ラベル］を作成し、オブジェクトの保存も可能です。🔗長さと傾きの寸法ラベル作成

ただし、［寸法ラベル］の長さは三次元距離のみの表示です。